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復ふっ興こうの壁

时间:2022-03-29 理论教育 版权反馈
【摘要】:復ふっ興こうの壁_法の弾だん力りょく用必要_日本报刊文章选读東日本巨大地震の被災地では、法律やルールの不び備ふ、平時を想定した規定の硬こう直ちょく的な用、さらには、国などが明確な指し針しんを示さなかったり、システムがなかったりすることが、被災者支援や復ふっ旧きゅうに向けた活動にブレーキをかけることもある。

東日本巨大地震の被災地では、法律やルールの、平時を想定した規定のこうちょく的な運用、さらには、国などが明確なしんを示さなかったり、システムがなかったりすることが、被災者支援やふっきゅうに向けた活動にブレーキをかけることもある。

「うちの敷地に流されてきた、誰かの車や家財道具がある。処分していいか」

みや県環境対策課には、こうした相談が相次いでいるという。担当者は「止めもしないし、お勧めもしない」とまどいを隠せない。

見た目には「ゴミ」「はいぶつ」であっても、当事者が「財産だ」と主張する可能性がある。一方的に行政の判断で処分を認めたり、代わって処分したりすれば、財産権しんがいとしてしょうに発展する可能性もなくはない。だが、「一つ一つ所有者を確認していたら、復旧作業に手が回らない」(担当者)のが現実だ。

津波被害の大きい同県南さんりくちょうの災害対策本部でもがれきとなった約3000たいぶんの建材などの撤去に手を焼いている。

個人の所有物をみだりに処分できないほか、行方不明者のたいが隠れている可能性もある。作業中に遺体を傷つけることがないよう、がれきを一つ一つ動かして確認することを繰り返さなければならない。撤去作業の前には、避難所などに移った住民らへの周知も必要だ。町の沿岸部は約35キロ·メートルにわたり、全地域で撤去を終えるにはぼうだいな時間を要する。

200人以上の遺体が見つかり、多くの家屋が津波に流されるなどした同県東松島市の市立野蒜(のびる)小の校庭では16日以降、陸上自衛隊が人力や重機で、流れ着いたがれき、車を取り除く作業を進めている。ここで障害となるのが、持ち主と連絡が取れない乗用車だ。

校庭には、しんすいしたり、窓が割れたりして動かなくなった約100台が取り残されている。校庭は公道ではないため、所有者のしょうだくなしに撤去できない。現場で指揮を執る陸自隊員(45)は「この混乱の中、どうやって所有者を捜し出せばいいのか……」とこんわくしている。

校庭は、重機やトラックなどの拠点にする予定だ。「車さえ撤去できれば多くの重機を導入でき、そう復興につながる」とくやしがる。

がれきの撤去については、処分予定を前もって公告し、一定期間内に所有者から何も反応がなければ、処分できるようにするなどの方法がさくされている。「『財産権を侵害した』などと言われないような法制度を整備してもらいたい。前例のない事態だけに困る」と、県の担当者は国にげんていする。

2011年3月21日『読売新聞』

単 語

注 釈

①南三陸町

宫城县东北部的沿海城镇,2005年由原来的志津川町和歌津町合并而成。面积163平方公里,人口约17300人(2011年2月1日的数据)。

②東松島市

宫城县中部城市,面积101.86平方公里,人口42800多人(2011年1月1日的统计数据)。

思考問題

1.被災者支援や復旧に向けた活動が進まない大きな原因は何か。

2.撤去作業を行う前に、やるべきことは何か。

3.「財産権を侵害した」と言われないためには、何をしなければならないか。

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