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分析のための視点

时间:2022-02-22 理论教育 版权反馈
【摘要】:例えば別れの表現である「さようなら」は待遇表現が含まれていないため目の上に対して使用することはできない。
分析のための視点_日语寒暄语言行为研究

1.時間

時間によって変化する日本のあいさつ言葉には「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」などの言葉がある。人それぞれで区切りに違いがあるかもしれないが、一般的には朝·昼·晩といったおおまかな時間で区切られているあいさつ言葉であると言える。

2.出会い別れ

日常生活のなかの節目となる「出会い」や「別れ」において、私たちはあいさつ言葉を使うことが多い。「おはよう」などの先にあげた「時間」で区切られるあいさつ言葉もそれぞれ出会いの表現であるし、「いってきます」、「ただいま」などもそれぞれ別れの表現や、出会いの表現ととることができる。「お休みなさい」というあいさつ言葉も就寝にあたってのあいさつであると同時に、それぞれが別の部屋に行く、またそれぞれが別々の眠りの世界に行くというイメージから、別れの表現であると取ることもできるだろう。

また買い物の場面における「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」も出会い·別れの表現であると考えることができる。

3.儀式的なもの

食事や会合など、人が集まって何かをするという儀式的なものの開始と終了に使うあいさつ言葉がある。例えば日本語のあいさつ言葉には、食事の前後にそれぞれ「いただきます」、「ごちそうさま」という表現がある。

4.感謝·詫び

感謝の気持ちを伝える場合の表現には「ありがとう」、感謝をねぎらう時の言葉には「ご苦労さま」もある。また詫びを入れなければならない場合にそれぞれあいさつ言葉では「すみません」、「申し訳ありません」などがある。

5.話者の所属(商人や農業·漁業従事者また性差)

人々はさまざまな職業·階層などに属しているが、その所属する社会集団によって独特のあいさつ言葉がある。例えば商人の「まいど」や、相撲界の「ごっつぁんです」など、その世界の人しか使わないという独特の言葉があげられる。

6.話し相手(待遇表現)

話し手は言葉をかける対象となる相手との人間関係によってあいさつ言葉を選ばなければならない。例えば別れの表現である「さようなら」は待遇表現が含まれていないため目の上に対して使用することはできない。この場合「失礼します」などが代わりに用いられることになる。

相手の骨折りなどに対して感謝の気持ちを表す「ご苦労さま」と言う言葉があるが、もともと上位の人が下位の人をねぎらって使う言葉であり、今も対等もしくはそれ以上の相手に対してのみ用いられるべきである。対等以上の相手には「お疲れさま」を用いることができる。

7.話者の空間

あいさつ言葉はそれが交わされる空間の状態によって使われ方が異なる。例えば他人の家に出入りする場合など、相手の持っている空間に出入りする時には「お邪魔します」、「失礼します」、「こんにちは」、また「お邪魔しました」、「失礼しました」、「さようなら」などが使われる。これが、話し手、相手の両方のものでない空間(例えば会社など)に出入りする時には、出会いに「おはようございます」、「こんにちは」などの表現が、別れる場合には「お疲れさまです」、「ご苦労さまです」や「お先に失礼します」、「さようなら」などの表現が用いられる。

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