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医師を増やすな!

时间:2022-03-29 理论教育 版权反馈
【摘要】:_全国の大学病院長らが医学部新設反対の“声明文”を公表へ_日本报刊文章选读「医学部新しん設せつによる急激な医師の養よう成せい増ぞうは、かえって医療崩ほう壊かいを促進し、後こう世せいに禍か根こんを残しかねない」――。③日本医師会以全日本的医生为会员的公益法人,除“日本医师会”外,还有“日本齿科医师会”、“日本药剂师会”,简称“三师会”。

「医学部しんせつによる急激な医師のようせいぞうは、かえって医療ほうかいを促進し、こうせいこんを残しかねない」――。

全国こっこうりつの医学部·医科大学の病院長や医学部長で組織する全国医学部長病院長会議は1月20日、医学部(医科大学)新設による医師ぞういんさくに対し、政府にしんちょうな対応を求める声明文をまとめ、公表する。

これは深刻な医師不足を解消するため、昨年12月じゅんもんがくしょうかいさいした大学医学部の新設などのを検討する専門家会議「今後の医学部入学定員のかた等に関する検討会」のはつかいごうに合わせて行なうものである。

現在の民主党政権は、マニフェストに基づき、医師数の増加に取り組んでおり、医学部の新設をじょうに載せている。これを受けて、現在、表面化している大学だけでも、国際医療福祉大学(とちおおわら市)、北海道医療大学(北海道とうべつちょう)、せいれいクリストファー大学(静岡県浜松市)の3私大のほか、公立では、はこだて未来大学(北海道はこだて市)で、医学部の新設こうそうが進んでいる。

同会議は、こうした動きに対し、昨年2月にも政府に反対のようぼうしょを提出しており、さいの“意見表明”を行うのである(昨年は全国自治体病院協議会、国立大学医学部長会議、日本医師会も同様の意見書を提出している)。

救急車のたらい回しや、医療現場での医師のへいぶりが表面化し、医師不足による「医療崩壊」が社会問題化したのは周知の通りだ。本来、医師の増員策は、医療関係者にとってもがんであり、歓迎すべき問題のはずである。

にもかかわらず、なぜ大学の病院長や医学部関係者らは、ここまで強く反対するのだろうか。

問題にしているのは増員の方法だ。関係者らは「医師数を増やすこと自体は良い。ただ、その方法が医学部の新設となるとへいがいが多い」と口をそろえる。

その理由は三つ。

一つは、医師数の不足は解消が見えており、さらに医師を増やすにも、そん大学の定員増で十分に対応できるというものだ。

たとえば、昨年9月にこうせいろうどう省が発表した「必要医師数じったい調査」では、十分な医療を確保するためには、約2万4000人の医師が必要としており、現在の医師数と必要な医師数の合計は約19万1000人で、現在の医師数の1.14倍としている。

全国80大学の2010年度の医学部入学定員は8846人(11年度見込みは8923人)であり、2007年度に比べて1221人、医学部12~13校に相当する数が増員されている。現状で毎年約4000人(勤務医は約3000人)ずつ医師数が増加しており、今回の厚労省の調査結果である約2万4000人の不足分も、単純計算で6~8年後には解消できることになる。

「既存大学で、各校が定員をさらに2~5人程度増員すれば、日本全体で150~330人の増員、医学部2~4校分の医師養成数の増加が可能になる」(関係者)。

二つ目は、医学部を新設するさい、教員確保のため、医療現場からのちゅうけん勤務医の引き抜きがしょうじ、地域病院の医師不足を加速させてしまうというねんだ。

医学部運営に必要とされる教員医師は1大学あたり約648人である。これに対し、厚労省のデータに基づいたさんでは、人口100万人規模の県レベルでの病院勤務医は約960人。うち、教員こうとなりうる30~40代の病院勤務医は約560人にすぎない。人口100万人規模の県レベルでの3分の2以上、30~40代の病院勤務医のすべてをとうにゅうしても足りない規模の人数を医療現場から引き抜けば、弊害が生じると懸念されているのだ。

三つ目は、いったん、医学部を新設してしまうと、既存大学で定員を増加する方法に比べ、需給状況に応じて医師養成数を減らす調整が難しくなり、現在の医師の世界で起こっているような「医師のじょう」を生み出すおそれがあるためだ。

しかも、1960年代に比べ、医学部の定員はばいぞうし、少子化によって大学進学年齢人口は半分になっている。「医学部新設によるきゅうげきな定員増は、医学生がくりょくていを招き、医療の質の低下がされる」(関係者)という懸念もある。

むろん、こうした意見については「とくけんえきを守ろうとしているだけではないか」という声もある。

だが、全国医学部長病院長会議の森山寛副会長は「医師1人の養成には、約1億円というばくだいな費用がかかり、けつぜいも投入される。医師を増やすために医学部を新設するという政策はわかりやすいが、医師·医学生の質の維持や教育の点からは、既に行われている既存の医学部での増員が適切であり、新設については極めて慎重に考えるべきだ。地域や診療科によるへんざいの解消、女性医師の活用、医師の事務業務のけいげん、勤務医の定年延長など、解決すべき課題はたくさんある」と指摘する。

医学部新設は、1979年のりゅうきゅう大学が最後で、その後は認められていない。新設されれば、約30年ぶりである。文科省では、年内までに一定の方向性を出す予定だが、この問題は地方自治体やしんさんにゅうする大学の意欲と関心が高いだけに、ひとすじなわでは行きそうにない。(編集部 山本猛嗣)

2011年1月7日『週刊ダイヤモンド』

単 語

注 釈

①聖隷クリストファー大学

日本的私立大学,圣隶克里斯多夫大学。2004年与第三军医大学建立了校际交流关系。

②はこだて未来大学

公立函馆未来大学,2000年4月正式开始招生。

③日本医師会

以全日本的医生为会员的公益法人,除“日本医师会”外,还有“日本齿科医师会”、“日本药剂师会”,简称“三师会”。

思考問題

1.「医師を増やすな」と大学病院長らが声明文を出す理由は何か。

2.「深刻な医師不足」を解決する方法について考えなさい。

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