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今後の課題

时间:2022-02-22 理论教育 版权反馈
【摘要】:今回の研究には、資料不足と筆者自身の浅学非才のこともあって、残された問題点と課題が多い。本論文は詫びの言語表現を中心に考察を行ってきた。今後は本論文の結論を踏まえて、以上の課題について、更に研究を深めていきたいと思う。⑩本論文では考察対象とした詫び場面では、携帯やメールなどでの表現も含まれているので、非言語表現に考察を行う際、それらの場面を除外した。
今後の課題_日语寒暄语言行为研究

今回の研究には、資料不足と筆者自身の浅学非才のこともあって、残された問題点と課題が多い。

(1)データの量はまだ不十分である。これから更にテレビドラマのデータの量を増やし、もっと詳細な分析を行うことが必要である。

(2)本論文は詫びの言語表現を中心に考察を行ってきた。非言語表現についての研究も、非常に価値があると考えられているが、紙面の関係で少ししか触れなかった。

(3)本論文では、詫びる側を中心にして考察してきたが、詫びられる側の応対も考慮に入れて総合的に分析していく必要があると思う。

(4)詫びる側の心理と詫びという言語行動の背景にある文化の比較と考察を更にすることが必要である。

今後は本論文の結論を踏まえて、以上の課題について、更に研究を深めていきたいと思う。

注釈:

①詫び行為に関する研究は多く行われてきたが、研究者によって「詫び」「陳謝」「謝る」など、用語の使用は様々で、統一されていない。本論文では「詫び」という用語を用いて論を進めていく。また、本論に取り上げた「詫び表現」は詫びの「言語表現」と「非言語表現」の意味が含まれている。

②「非定型表現」は言語ストラテジーの一種として、また「定型表現以外のストラテジー」とも言われている。

③日本語の検討に関して、用例だけでは判断しにくい点について、日本人のTさんとHさんからの情報·意見を参考にした。

④中田(1989)の英語との対照研究では、.『日本語で一番多く使われた場面は「迷惑·面倒」と「不適当な発言」で、二番目は「訪問·待ち合わせ」と「不注意·間違い」で、三番目は「その他」で、四番目は「不作法·非常識な行動」で、五番目は「義務を果たさない/果たせない」である』と述べている。

⑤今回、使用したテレビドラマは「ホタルのヒカリ」「花嫁とパパ」「幸福在哪里」「梦里花落知多少」を、論文の中でそれぞれ「ホ」「花」「幸」「夢」に省略して呼ぶことにした。

⑥使用された詫びの「定型表現」の使用数延べ数が示されている。例えば、「同じ定型表現の使用の繰り返し」、例えば、「すみません、すみません。」には「すみません」一回と数える。「定型表現の同時使用」は、例えば、「すみません、ごめんなさい。」には「すみません」は一回、「ごめんなさい」は一回と数える。

⑦今回のドラマでは、「道歉」という表現には種類が一つしかないので、「道歉」類とは呼ぶことにしなかった。他は同様である。

⑧ここで相手別に考察した定型表現は、使用率が最も高く見られる「申し訳ない心情を表明するもの」類の表現を中心とした。使用率が低かった表現は傾向を把握しにくいことを考慮した。

⑨非定型表現の使用には、話し手が自由にいくつかの方略を選び使うことが出来るので、非定型表現の種類別の合計使用率は100%を超えている。

⑩本論文では考察対象とした詫び場面では、携帯やメールなどでの表現も含まれているので、非言語表現に考察を行う際、それらの場面を除外した。

①『新編日本語』、『現代日本語』、『日本語生活交際会話』はそれぞれ『新編』『現代』『日本語』に略称した。

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