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東北沖おき大地震

时间:2022-10-23 理论教育 版权反馈
【摘要】:宮城県の三陸沖を震しん源げん地ちとする巨大地震が11日、日本列島を襲った。「東北沖大地震」である。関東大震災や東南海地震、阪神大震災の規模を超える。国内観測史上、最大規模の地震だ。気象庁によると、マグニチュード7クラスの地震が、今後1カ月程度、余震として何回か起きる可能性があるという。最大限の警戒が必要だ。東北電力によると、地震の影響で、東北各県の全域、またはほぼ全域で停電している。

じんだいな被害が時間を追うごとに明らかになってくる。宮城県の三陸沖をしんげんとする巨大地震が11日、日本列島を襲った。「東北沖大地震」である。

気象庁によると、地震の規模(マグニチュード)は8.8を記録した。関東大震災や東南海地震、阪神大震災の規模を超える。国内観測史上、最大規模の地震だ。

大きなしんも続く。気象庁によると、マグニチュード7クラスの地震が、今後1カ月程度、余震として何回か起きる可能性があるという。最大限の警戒が必要だ。気象庁は岩手、宮城、福島各県の太平洋岸などに大津波警報をはつれいした。

与野党一致で対応を

場所によっては、高さ10メートルの大津波が到来した。

津波としゃが海岸や河川、畑などに押し寄せ、車両やコンテナ、家屋をのみ込んでりくに押し寄せるえいぞうには息をのむしかない。

倒壊したり、しゃくずれに巻き込まれた民家もあり、めになった人も出ているとみられる。

東京都心でも、ビルなどで天井が落ちたり、火災が発生するなどの被害が多く出ている。

警察庁などによると、同日中に、東北や関東地方などで死者数が数百人規模にのぼり、行方不明者も多数出ている。

被災者の皆さんには、心からお見舞いを申し上げたい。また、関係機関には、人的被害が予想されるケースについては、いっこくも早い救助をお願いしたい。

政府は地震発生直後に、菅直人首相を本部長とする緊急災害対策本部を設置した。

菅首相は「国民は助け合いの精神で、被害が最小限にとどまるよう行動してほしい」と呼びかけ、「政府としてできる限り全力で、ぜんしんぜんれいで対応する」と述べた。

自民党など野党幹部も、民主党に全面協力を約束した。国会として、地震対策に最優先で当たるのは当然である。

防衛省は、海上自衛隊よこ基地にていはくちゅうの海自のぜんかんたいを宮城県沖に向かわせた。

政府各機関の連携をみつにし、対応にばんぜんしてもらいたい。

東北電力によると、地震の影響で、東北各県の全域、またはほぼ全域で停電している。電話などが通じにくい状態も続いている。

生活に深く関係する「ライフライン」の復旧には全力で取り組んでほしい。

また、福島県の東京電力福島第1原子力発電所では、地震で停止した3の原発で、げんを安全に冷やすための「非常用のディーゼル発電機」の全てが使えなくなった。

東京電力は、原子力災害対策特別措置法に基づいて原子力安全·保安院に「緊急事態」をつうほうした。これを受け、政府は「原子力緊急事態」を宣言し、半径3キロ以内の住民に避難を指示した。また、宮城県のおんながわ原発では、火災が発生したという。原子力の安全は、何よりも優先される。関係機関は、安全第一のため、しっかりと対応してもらいたい。

宮城県三陸沖周辺には、太平洋プレート(岩板)の境界となる日本かいこうがある。ここを震源とした大地震は「宮城県沖地震」と呼ばれ、過去に数十年周期で繰り返し発生してきた。最近では78年に多数の死傷者を出したマグニチュード7.4の大地震が起きている。

想定以上のエネルギー

宮城県沖地震は、政府の地震調査委員会が「今後10年以内に70%、30年以内に99%のかくりつで起きる」と想定していた。

今月9日にも、宮城県くりはらなどで震度5弱を観測する強い地震があったばかりだ。

専門家は「プレート境界という点では共通しているが、宮城県沖地震で想定されている震源よりも100キロ離れている」などと述べながらも警戒の必要性を強調していた。

だが、専門家らによると、今回発生した巨大地震のエネルギーは、従来想定していた宮城県沖地震よりもはるかに大きいという。

気象庁や専門家のしっかりとした分析を待ちたい。

近い将来の発生が想定されていたのが、駿するわんから四国沖にかけての海底を震源地とする東海地震や東南海地震、南海地震だ。今回、東京など首都圏にも大きな揺れが襲い、多数の人が避難し、帰宅困難者が出るなど大きな影響が出た。

いわゆる首都ちょっがたの地震への対応はどうとられたのだろうか。

企業や学校を含めて、今回の地震への対応を検証することが、今後の地震対策を深めることにつながる。

日本は、環太平洋地震帯に位置し、かくへんどうが激しく地震活動が活発だ。94~03年に世界で発生したマグニチュード6.0以上の地震の2割は日本周辺で発生している。

日本は世界でも有数の地震大国であることを改めて認識したい。

住宅のたいしんなどを含め、一人一人の防災対策が必要なのは言うまでもないが、ともかく救援や生活ばんの回復に全力を挙げたい。

2011年3月12日『朝日新聞』社説

単 語

注 釈

①三陸沖(さんりくおき)

三陆海域。“三陆”是日本东北地区沿太平洋一带的总称,分“陆奥(青森县)”、“陆中(岩手县)”、“陆前(宫城县)”。三陆海岸是日本屈指可数的锯齿型海岸,有名的观光胜地,“三陆海域”是世界著名的三大渔场之一。

②横須賀(よこすか)

横须贺市。位于神奈川县东南部的三浦半岛,濒临东京湾和相模湾的国际都市,美国和日本自卫队在这里都设有基地。

③原子力安全·保安院

日本政府机关之一,是“资源能源厅”的特别机构,其职责是:管理原子能、电力、城市煤气、高压气体、液化气、火药、矿山的设施及其产业活动的安全,根据需要可以对这些设施实行现场检查,敦促其递交报告,命令其整改。

④女川(おんながわ)

女川町。位于宫城县东部,是以日本屈指可数的“女川渔港”而闻名的城镇。

⑤栗原市(くりはらし)

宫城县西北部城市。

⑥駿河湾(するがわん)

位于静冈县东部的海湾,最深处达2500米,是日本最深的海湾。

思考問題

1.東北沖に起きた大地震と津波による被害をまとめてみなさい。

2.地震発生後、政府がとった緊急災害対策についてまとめてみなさい。

3.日本政府にとって、当面最大の課題は何か。

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