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川龙之介对室内的描写

时间:2022-04-06 理论教育 版权反馈
【摘要】:芥川龙之介的室内描写,从理性批判角度来看继承了夏目漱石的风格。并且通过这些室内描写暗示了这部短篇小说的主题,掩藏于艺术伤感表象下的物质的滑稽性。显而易见,芥川龙之介从意义上把握存在的同时,也从生命、感觉、感情等文学方面来把握。而且,芥川龙之介的特色还体现在不是简单的列举释义性细节,而是运用递进和对照的手法,以及紧凑的结构来叙述。

芥川龙之介的室内描写,从理性批判角度来看继承了夏目漱石的风格。而且与夏目漱石相比,更具戏剧化和讽刺意味。

二階は天井の低い六畳で、西日のさす窓から外を見ても、瓦屋根の外は何も見えない。その窓際の壁へ寄せて、更紗の布をかけた机がある。尤もこれは便宜上、仮に机と呼んで置くが、実は古色を帯びた茶ぶ台にすぎない。その茶ぶ――机の上には、これも余り新しくない西洋綴の書物が並んでゐる。「不如帰」「藤村詩集」「松井須磨子の一生」「新朝顔日記」「カルメン」「高い山から谷底見れば」――あとは婦人雑誌が七八冊あるばかりで、残念ながらおれの小説集などは、唯の一冊も見当らない。それからその机の側にある、とうにニスの剥げた茶箪笥の上には、頸の細い硝子の花立てがあつて、花びらの一つとれた造花の百合が、手際よくその中にさしてある。察する所この百合は、花びらさへまだ無事でいたら、今でもあのカッフェの卓子に飾られてゐたのに間違あるまい。最後にその茶箪笥の上の壁には、いづれも雑誌の口絵らしいのが、ピンで三四枚とめてある。一番まん中なのは、鏑木清方君の元禄女で、その下に小さくなつているのは、ラファエルのマドンナか何からしい。と思ふとその元禄女の上には、北村四海君の彫刻の女が御隣に控へたべエトオフエンへ滴る如き秋波を送つてゐる。但しこのべエトオフエンは、唯お君さんがべエトオフエンだと思つてゐるだけで、実は亜米利加の大統領ウツドロオ·ウイルソンなのだから、北村四海君に対しても、何とも御気の毒の至に堪へない。

(《葱》1919年第111-112页)

其中所描写的局部有:

房间整体——天井,面积,窗户

桌子——放置其上的书籍

茶几——摆放的玻璃花瓶——花瓶中的人造百合

墙壁——贴着杂志切页——元禄女,圣母,雕刻的女人,贝多芬

所描写的物品相当琐碎细致,全部都体现了这位房屋的主人、咖啡店女招待阿君的兴趣品味——虽然她自以为是地认为很有艺术性,实质上都是俗不可耐的仿制品——作者用嘲讽的态度进行了叙述。并且通过这些室内描写暗示了这部短篇小说的主题,掩藏于艺术伤感表象下的物质的滑稽性。

芥川的室内描写,当然并非都是这样讽刺性的东西,类似以下的描述方式反倒更多:

卓の上には置きランプが、うす暗い光を放つてゐた。その光は部屋の中を明るくすると言ふよりも、寧ろ一層陰鬱な効果を与へるのに力があつた。壁紙の剥げかかつた部屋の隅には、毛布のはみ出した籐の寝台が、埃臭さうな帷を垂らしてゐた。それから卓の向うには、これも古びた椅子が一脚、まるで忘れられたやうに置き捨ててあつた。が、その外は何処を見ても、装飾らしい家具の類なぞは何一つ見当らなかつた。

(《南京の基督》1920年第143页)

在此描述的细节是:

桌子上的油灯

藤条的床铺

椅子

(否定了其他的东西)

而且所有这些物品在体现房间主人的一贫如洗方面,和前面独步的房间描写很相似。但这种写法又与独步有很大的不同。独步根据事物的客观存在和作者的判断进行描写,而芥川则更重于描述感觉的、感情的东西。油灯很有意境的散发着光芒、那光线给房间蒙上了一种感情色彩,床铺垂着帷幕,这些都是一种拟人化的描写手法。这种存在不单是具有某种意义的存在,更是一种具有生命力的事物。

另外,这里不是“放置”了一把陈旧的椅子,而是“仿佛被遗忘了似的搁置”,这是一种将投放到所见事物上的感情反过来又移入到这一事物的表现手法。显而易见,芥川龙之介从意义上把握存在的同时,也从生命、感觉、感情等文学方面来把握。而且,芥川龙之介的特色还体现在不是简单的列举释义性细节,而是运用递进和对照的手法,以及紧凑的结构来叙述。

①俊吉は彼女を書斎兼客間の八畳へ座らせた。②座敷の中には何処を見ても、本ばかり乱雑に積んであつた。③殊に午後の日の当つた障子際の、小さな紫檀の机のまはりには、新聞雑誌や原稿用紙が、手のつけやうもない程散らかつてゐた。④その中に若い細君の存在を語つているものは、唯床の間の壁に立てかけた、新しい一面の琴だけであつた。⑤信子はかう言ふ周囲から、暫く物珍しい眼をはなさかつた。

(《秋》1920年第131页)

这里有关房间的描写,显示了俊吉作家的性格,而且句子之间联系都很紧凑:

①房间的种类、大小和人物的行为

②房间的整体特色

③强调整体特色的特殊事实(递进)

④相反的事实(对照)

⑤人物的心理活动

这种丝毫不浪费笔墨的结构也赋予读者一种紧张的快感。另外上例还显示,他使用了大量感性的连体修饰语来描写有语义联系的存在物:

午後の日の当つた障子際の、小さな紫檀の机

床の間の壁に立て掛けた、新しい一面の琴

薄暗い光

壁紙の剥げかかった部屋

毛布のはみ出した藤の寝台

埃臭さうな帷

更紗の布をかけた机

とうにニスの剥げた茶箪笥

頸の細いガラスの花立て

花びらの一つとるとれた造花の百合

总体来讲,芥川的房间描写是属于描述有意义联系的局部这一系列的,特点是通过局部的功能、修饰语以及整体结构来体现美的感受。

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