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京都は「遅ちデジ」

时间:2022-03-29 理论教育 版权反馈
【摘要】:来年7月にテレビが地ち上じょうデジタル放送に完全移行するのを前に、京都府で「ビル陰かげ」と呼ばれる難なん視し聴ちょう区く域いきの対策が遅れている。思考問題1.「遅デジ」とは、どういうことか。2.京都で「地デジ」への移行が遅れている原因は何か。

来年7月にテレビがじょうデジタル放送に完全移行するのを前に、京都府で「ビルかげ」と呼ばれるなんちょういきの対策が遅れている。総務省によると、アナログ放送の共同受信施設における地デジ対応化率は約5割にとどまり、全国の都道府県の中で最低。依然として地デジ計画のめどがたっていない施設も約3割にのぼる。なぜで地デジ対応が進まないのかをさぐると、京都特有の「事情」も見えてきた。

費用負担をけいかい

「アンテナ購入には費用もかかるし、一体どうすればいいのか…」。京都市なかぎょうの主婦(63)はこんわくを隠せない。

えい地下鉄からすまおんいけえき近くの住宅街。周囲にビルやマンションが立ち並ぶこの地区では長年、電波がさえぎられてテレビが映らなかったり、電波がはんしゃして画像が二重に映る「ビル陰」の影響から、多くの世帯が共同アンテナけいでアナログ放送を受信してきた。

このため、地デジに移行するには、各家庭が専用アンテナを設置するか、共同アンテナを改修しなければならない。しかし、地区では協議にすらいたっておらず、しびれをきらして、まえでアンテナを設置する世帯も現れ始めた。

主婦は「共同アンテナ設置者は分からないけど、ビル陰の当事者が設置費用を負担してくれる可能性がある以上、しばらく見送るつもり」とせいかんかまえだ。

多い共同受信施設

総務省の調査によると、同府内の共同受信施設のデジタル化しんちょく率は、今年9月末現在で全国最低の50.5%。全国平均の70.2%、きん6府県平均の60.8%に比べて圧倒的に低い。

京都の地デジ普及を進めるどうしょう京都府テレビ受信者支援センター(デジサポ京都)の担当者は、「特に京都市中心部が深刻」と表情を曇らせる。「中心部はちょうが多く、景観保護の条例規制などで大規模ビルも建設できないため、小規模ビルの『ビル陰』対策の共同受信施設が数多くみだれているから」だという。

実際、府内の共同受信施設数は2661施設(9月末現在)と全国的にも多いるいに入り、中には費用負担などをめぐってトラブルに発展したケースもあるほど。トラブルになれば解決に時間がかかる。

このほかにも、えいざんちゅうけいきょくを新設した影響もあるという。地デジ電波はアナログ電波より弱いため、同省は昨年末にきゅうきょ、大阪·奈良府県境のこまさんにある現状の中継局をカバーする新中継局設置を決定。今年7月に完成したが、しゅつりょくが最大になったのは9月末で「電波障害がどうなるかきわめようとした住民が移行をためらった」という。

遅れでしょうとうらい

こうした事態に、デジサポ京都は市内やくしょに職員を派遣して住民相談ブースを設置したほか、府電機商業組合とれんけいしたべつ訪問も実施するなど、対策にやっきになっている。

一方、対応の遅れを商機とみるのがケーブルテレビ(CATV)会社だ。同省によると、府内のCATV普及率は25.9%(今年3月末現在)で、全国平均より約20%低い。業界最大手の「ジュピターテレコム」(東京都)の地元担当者は、「京都ではまだまだきょうごう各社とのきゃくかくとくかっせんが続く」と指摘。年末にかけて市中心部にケーブルをえんしんしており、としけ以降も普及に力を注ぐという。

アナログ放送終了までちょうど7カ月。近畿総合通信局は「“地デジまい”をゼロにするためにも、こくや対策をしっかりしていきたい」としている。

2010年12月24日『日産経新聞』

単 語

注 釈

①ビル陰

原义为“大楼的背阴处”。转义为因大楼的阻挡导致接收不到电波或电视信号的区域。

②近畿6府県

指的是近畿地区的2府4县,具体是大阪府、京都府、兵库县、滋贺县、奈良县以及和歌山县。

③比叡山(ひえいざん)

“比叡山”位于滋贺县大津市西部,京都府京都市东北部,横跨两市之间。

④ジュピターテレコム

公司名。该公司设立于1995年,主要经营有线电视播送、电子通信等业务。

思考問題

1.「遅デジ」とは、どういうことか。

2.京都で「地デジ」への移行が遅れている原因は何か。

3.「遅デジ」に対して、デジサポ京都はどのような対策を考えているか。

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