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日本文化への理解は日本語習得の初級段階から

时间:2022-10-20 百科知识 版权反馈
【摘要】:特にあいさつはコミュニケーションの入り口だから、日本語学習の初級段階でうまくあいさつできるようになったら、学習者の興味と勉強意欲も強くなると思う。あいさつ表現も含め、日本語教育における日本文化への理解は初級段階から、そして、日本語習得の全過程を貫くべきであろう。
日本文化への理解は日本語習得の初級段階から_日语寒暄语言行为研究

現在、文化的側面を重視する日本語教育が強調されるようになったが、従来の日本語教育では文化的側面に注意がまったく払われてこなかったというわけではない。しかし、これまでの日本語教育で「日本文化」への取り扱いは、ほとんど「日本事情」、「日本概況」といった科目を中、上級の日本語クラス向けに設置して、日本の伝統芸能や伝統行事、宗教、衣食住に関する風俗習慣或は日本概況の一般的な知識を日本文化の内容として学習者に紹介する形で一般的に行われてきた。もちろん、このような知識を学習者に了解させることも重要であるが、円滑な異文化間コミュニケーションのために、日本語の言語パターン、日本人の行動ルールとエチケット、またその奥にある考え方や価値観のような目に見えない異文化を学習者に知ってもらうことも必要である。特にあいさつはコミュニケーションの入り口だから、日本語学習の初級段階でうまくあいさつできるようになったら、学習者の興味と勉強意欲も強くなると思う。キャンパスで日本人先生に会うと、適当なあいさつに困ってしまい、つい中国の習慣に従って、「先生、あなたはどこへ行きますか」とあいさつしてしまう学生も少なくないだろう。また、初級クラスの場合、学習者は往々にして教科書或は日中辞典の中国語訳の頼りにしがちであるため、時々その不十分な説明から失礼な誤用を招く恐れがある。前にも述べたあいさつ言葉の誤用もたくさん見られる。そして、先入観の影響で、初級段階で覚えたものは学習者にとって印象深く、なかなか直しがたいものになってしまう。中上級の学習に入ったら、初級段階で習った言い方は実際あまり使わないと分かってきても、コミュニケーションの時はうっかり使ってしまうことが避けられない。だから、初級段階でも、言葉と文法だけでなく、日本人のコミュニケーションのルール、日本人の発想などの異文化的要素について説明して理解させなければならないと思う。勿論、初級段階では、ある程度不自然な受け答えを指導しなくてはならないのは仕方がないことかもしれないが、教師としては現実の使用場面もよく考えたうえで、教室を一歩出た時に学習者が間違いなく使えるように、言語文化の角度から授業を進めることにもっと力点を置くべきだと思う。あいさつ表現も含め、日本語教育における日本文化への理解は初級段階から、そして、日本語習得の全過程を貫くべきであろう。

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